都民ファが「政経塾」設立 参院選にらみ人材育成

東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」は16日、都政や国政の課題などを講義し、選挙に挑戦する人材を育成する「ファースト政経塾」を設立すると発表した。小池氏は15日にも、国民民主党の玉木雄一郎代表と会談した際、都民ファと国民が合同で勉強会を開催することで合意している。今回の政経塾設立も来夏の参院選を見据えた動きとみられる。

都民ファの公式サイトによると、政経塾は来年1~5月までに計5回実施する予定で、60人程度の塾生を募集する。1月29日に開催される第1回の講師は、小池氏自身が務める。

都民ファは衆院選前の10月3日に新党「ファーストの会」設立を発表。都内全25選挙区での候補者擁立を目指すとしていたが、約2週間後の同15日には、擁立断念を発表した。

今回の政経塾設立の狙いについて、都民ファ関係者は「衆院選前に候補者を公募した際、女性が結構集まった。意欲ある人たちを参院選の候補にできればいいと考えている」と説明。小池氏と玉木氏が今月15日に会談した理由も「参院選に向けた政策のすり合わせだったのではないか」との見方を示した。