ミャンマー拘束のカメラマン死亡 当局、拷問か

国軍がクーデターで全権を握ったミャンマーで、抗議デモを取材中に治安当局に拘束されたミャンマーのフリーカメラマン、ソーナイン氏が取り調べ中に死亡した。複数の地元メディアが14日伝えた。国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」は「4日間の拘束の後、力の行使によって死亡した」と指摘。当局の拷問を受けた可能性がある。

ソーナイン氏は10日、最大都市ヤンゴンで市民が国軍に抗議の意志を示すため行った「沈黙のスト」を取材中、別のカメラマンとともに拘束された。死因など詳細は明らかになっていない。

ミャンマーでは2月のクーデター後、記者やカメラマンの拘束が相次いでいる。拘束中に死亡したのは初めての可能性が高く、国軍による報道弾圧の実態が改めて浮き彫りとなった。

米ニューヨークに本部を置く民間団体「ジャーナリスト保護委員会」によると、ミャンマーで投獄されているジャーナリストは今月1日時点で26人。(共同)