超小型EVを公用車に 大阪府、ダイヘン 運用実証で協定

大阪府が運用実証実験を開始した超小型電気自動車とワイヤレス充電システム=大阪市住之江区
大阪府が運用実証実験を開始した超小型電気自動車とワイヤレス充電システム=大阪市住之江区

大阪府は15日、電気自動車(EV)の充電設備などを販売するダイヘン(大阪市)と連携協定を結び、超小型のEVを公用車として運用する実証実験を始めた。運用上のメリットや課題などを検証し、EVの普及に役立てるという。

府は令和12年までに府内の新車販売の9割をEVやハイブリッド車(HV)などとする独自目標を掲げており、今回の実証実験もその一環となる。

実証に使用するのはトヨタの超小型EV「シーポッド」で、軽自動車より一回り小さく、最長150キロの走行が可能。ダイヘンがワイヤレス充電システムとともに提供した。ワイヤレス充電は充電器を備えた場所に駐車するだけで自動で充電できるシステム。1時間の充電で10キロ程度走行できるという。

この日、大阪市住之江区の大阪府咲洲庁舎で開かれたセレモニーで、ダイヘンの木村治久取締役は「ワイヤレスで充電できるシステムは、EVが活用されていく中できっと役立つ」と強調。大阪府環境農林水産部の南部和人部長は「EVを公用車として運用することで普及促進につなげていきたい」と話した。