バッテリー液から硫酸つくる 白金高輪の硫酸事件

那覇から羽田空港に移送された花森弘卓容疑者(中央)=8月28日午後、羽田空港(宮崎瑞穂撮影)
那覇から羽田空港に移送された花森弘卓容疑者(中央)=8月28日午後、羽田空港(宮崎瑞穂撮影)

東京都港区の東京メトロ白金高輪駅で8月、会社員の男性(22)に硫酸をかけたとして、傷害の疑いで逮捕された静岡市の大学生、花森弘卓容疑者(25)が、事件の半年前にインターネット通販で購入したバッテリー液から硫酸をつくっていたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁はこれを事件に使ったとみている。

捜査関係者によると、花森容疑者は2月にネット通販でバイク用のバッテリー液を購入。液から抽出した希硫酸の濃度を上げ、硫酸をつくったという。また、東京地検は3カ月の鑑定留置の結果、刑事責任能力を問えると判断した。近く傷害罪で起訴する見通し。

事件は8月24日夜に発生。花森容疑者は男性に硫酸をかけて、顔をやけどさせたほか、両目の角膜を損傷する約6カ月のけがを負わせた疑いで逮捕された。