今季取得した国内フリーエージェント権を行使せずに残留した広島の九里亜蓮投手が15日、マツダスタジアムで契約交渉に臨み、年俸1億4千万円プラス出来高払いの3年契約、総額6億5千万円で更改した。「来季以降もチームの柱として、しっかりとやってほしいという言葉をいただいた。すごくありがたく、うれしく思う」と笑みを広げた。
8年目の今季は5月下旬に新型コロナウイルス感染が判明し、離脱期間があったものの、13勝(9敗)を挙げて初タイトルの最多勝を獲得。「現状に満足せず、しっかりと上を目指してやりたい」と向上心を口にした。
松山竜平外野手は1500万円減の年俸7500万円プラス出来高払いでサイン。「体をしっかり絞って動けるような体にして、1年間フルで出られるようにやっていこうと思っている」と話した。(金額は推定)