プロ野球の年間表彰式「NPBアワーズ」が15日、東京都内のホテルで開かれ、今季の最優秀新人(新人王)に、セ・リーグが広島の栗林良吏(りょうじ)投手(25)、パ・リーグはオリックスの宮城大弥(ひろや)投手(20)が選ばれた。
社会人1年目の栗林はプロ野球の新人最多記録に並ぶ37セーブをマーク。今夏の東京五輪では、日本代表の抑えとして全5試合に登板し、2勝3セーブで金メダル獲得にも貢献した。
宮城は高卒2年目ながら、いずれもリーグ2位となる13勝(4敗)、防御率2・51の好成績を挙げ、25年ぶりのリーグ制覇を支えた。
新人王は、日本シリーズ開幕前までのプロ野球担当記者らによる投票で決まる。