万博に向け自動運転船実験 大阪城外堀で竹中工務店

大阪城公園で行われた自動運転船「海床ロボット」の実証実験=15日午前、大阪市
大阪城公園で行われた自動運転船「海床ロボット」の実証実験=15日午前、大阪市

ゼネコン大手の竹中工務店は15日、海や河川で人を輸送するための自動運転船の実証実験を大阪城公園(大阪市中央区)の東外堀で実施した。東京海洋大やIHIなどと共同開発しており、2025年大阪・関西万博会場での実用化に向けて課題を探る。

自動運転船の名称は「海床ロボット」。8人乗りで縦横とも1辺3メートルの大きさ。自動で離着岸や航行ができる。この日の実証実験では3人が乗船し、衛星利用測位システム(GPS)の位置情報を基に直進や方向転換など正確に動くかを検証した。万博の関連事業で、大阪府や大阪市、大阪商工会議所が後押ししている。

実証実験に使われた自動運転船「海床ロボット」=15日午前、大阪市の大阪城公園
実証実験に使われた自動運転船「海床ロボット」=15日午前、大阪市の大阪城公園

竹中工務店の開発担当者は「万博会場での人の輸送や物資の運搬などができるように準備を進めていきたい」と語った。将来的には災害時などでの利用を想定し、物資の運搬や複数の自動運転船を同時に制御できるかを確かめる。

大阪城公園で行われた自動運転船「海床ロボット」の実証実験=15日午前、大阪市
大阪城公園で行われた自動運転船「海床ロボット」の実証実験=15日午前、大阪市