大津市の無職少年(18)が自宅で小学1年の妹=当時(6)=を蹴るなどして死亡させた事件に絡み、麻酔薬ケタミンを使ったとして、大津地検は15日、麻薬取締法違反の罪で母親(41)を追起訴した。
起訴状によると、7月下旬ごろから8月4日までの間、ケタミンを使ったとしている。
滋賀県警は大津市内の自宅に覚醒剤や大麻などを所持していたとして、11月に覚醒剤取締法違反(所持)などの疑いで母親を逮捕。ケタミンを使った疑いでも再逮捕していた。
少年について大津家裁は9月、初等・中等(第1種)少年院送致とする保護処分を決定している。