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国内感染者が過去最多 新型コロナ「第6波」

「やってみなはれ」精神で 大商次期会頭、サントリー鳥井氏

大阪商工会議所の次期会頭に内定したサントリーホールディングス会長の鳥井信吾氏=15日午後、大阪市中央区(永田直也撮影)
大阪商工会議所の次期会頭に内定したサントリーホールディングス会長の鳥井信吾氏=15日午後、大阪市中央区(永田直也撮影)

大阪商工会議所は15日、次期会頭にサントリーホールディングス副会長の鳥井信吾氏(68)が内定したと発表した。新型コロナウイルスで打撃を受けた地域経済の回復や、2025年大阪・関西万博のかじ取りが控える難局に重責を引き継いだが、「大阪のために尽くしたい」と意気盛んだ。

関西経済について「何でもかんでも東京の後追いはできない」とし、観光やスポーツ産業など特定の分野に絞った支援が重要だと指摘する。大阪万博については「終わってからもレガシー(遺産)として残っていくものが必要」と語る。

将来を担う若い世代に対して「あんまり元気がいいとは思っていない」と危機感を持つ。日本経済の成長停滞による若者の閉塞(へいそく)感に理解を示した上で、「若い人が活力を取り戻し、コロナ後の日本を作っていくことをバックアップしたい」とした。

サントリー(現サントリーホールディングス)出身の会頭は、昭和60年~平成4年に務めた伯父、佐治敬三氏以来。「大阪愛の強い人。私も大阪愛に満ちた活動をやっていければ」と意気込んだ。

関西経済同友会の代表幹事を務めた後、平成26年から大商副会頭を担うなど、財界活動の経験は豊富。座右の銘はもちろん、サントリー創業者、鳥井信治郎の言葉「やってみなはれ」。この精神で難局に挑む。(岡本祐大)