プロ野球のセ、パ両リーグは14日、今季のベストナインを発表し、20年ぶりの日本一に輝いたヤクルトからは中村悠平捕手、山田哲人二塁手、村上宗隆三塁手、塩見泰隆外野手の4人が選ばれた。25年ぶりにリーグ制覇したオリックスからは、4年連続4度目の吉田正尚外野手のほか、山本由伸投手、宗佑磨三塁手、杉本裕太郎外野手が初受賞となった。
セでは塩見に加え、柳裕也投手(中日)、マルテ一塁手、近本光司外野手(いずれも阪神)が初選出。一塁で1度受賞の村上は三塁で初受賞となった。パはオリックス勢の3人のほか、中村奨吾二塁手(ロッテ)が初受賞。三塁で1度受賞のレアード(ロッテ)が一塁で初選出された。
有効投票数はセが306票、パが282票。両リーグ最多は鈴木誠也外野手(広島)の296票だった。ベストナインは、プロ野球担当記者らによる日本シリーズ開幕前までの投票で決まる。