浪速風

真の「野党第一党」なのか

衆院予算委員会で立憲民主党の小川淳也政調会長(左)の質問に答弁する岸田文雄首相=13日午後、衆院第1委員室(矢島康弘撮影)
衆院予算委員会で立憲民主党の小川淳也政調会長(左)の質問に答弁する岸田文雄首相=13日午後、衆院第1委員室(矢島康弘撮影)

国会論戦たけなわ。日本維新の会の躍進で立憲民主党が危機感を持ち、批判一辺倒だった質問戦術から幾分でも現実路線・政策提案戦術に変わったことは歓迎したい。が、マスメディアがこの政党をいまだに重んじ、維新・国民民主党を第三極扱いするのはいかがなものか

▶今秋の衆院選は有権者にとって不幸な選挙だった。政権交代をめざすと大見えを切った立民が、共産党と共闘して野党候補を一本化したからだ。共産は、日米安保条約を破棄して自衛隊を解消することを目的とした政党である。自民・公明政権に不満なら、ここまで極端な政党の息のかかった政権を選ぶしかないのでは、選択肢はなかった

▶もっと現実的で、自由主義を貫く政党が欲しいという有権者の声が、維新の躍進と国民の健闘につながったのだと思う。だとすれば両党は今や第二極、対極ではないか。衆院選では共産も2議席減らした。共産政権など真っ平だという国民意識も明確だった。

会員限定記事会員サービス詳細