市販薬で女子高生中毒死か、誘拐容疑の2人送検

送検される金城え夢容疑者(中央)=14日午前、大津署
送検される金城え夢容疑者(中央)=14日午前、大津署

滋賀県守山市のアパートで、男女2人に連れ込まれた女子高校生(19)=京都市伏見区=が薬物中毒死した事件で、現場で見つかった薬の空き殻には違法薬物がなく、市販品などだったことが14日、捜査関係者への取材でわかった。県警守山署は同日午前、未成年者誘拐の疑いで逮捕した男女2人を送検した。

2人は守山市勝部の無職、入江公史郎容疑者(38)と、岐阜県関市池尻の無職、金城え夢(む)容疑者(21)。女子高校生は12日午前、入江容疑者宅で死亡しているのが確認され、死因は薬物中毒と判明した。捜査関係者によると、入江容疑者宅からは、市販や医師の処方があれば入手できる約100錠分の抗不安薬や睡眠導入剤の空き殻が見つかったが、覚醒剤などの違法薬物は見つからなかったという。

警察車両に乗る入江公史郎容疑者(中央)=14日午前、滋賀県警守山署
警察車両に乗る入江公史郎容疑者(中央)=14日午前、滋賀県警守山署

逮捕容疑は共謀し、11日午後3時45分ごろ、京都市伏見区の女子高校生が未成年であることを知りながら携帯電話で誘い出し、女子高校生の自宅近くまで車で迎えに行って、入江容疑者宅に連れ込んだとしている。

県警によると、容疑について入江容疑者は「誘拐した覚えはない」と否認しているが、金城容疑者は認めている。両容疑者はSNS(会員制交流サイト)を通じ、女子高生と知り合ったとみられる。