第1話 身分制度への疑問(第1話は登録なしでお聴きいただけます)
「神田蘭の5分で恋する日本史列伝」。今回お届けするのは、実業家で「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一です。NHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の主人公となり、令和6年度からは一万円札のデザインになるため、改めて脚光を浴びています。
みずほ銀行、サッポロビール、東京ガス、王子製紙、東洋紡、東京海上日動火災保険…。日本を代表する多くの企業は、元をたどれば渋沢が関わって設立されました。そして、渋沢が高く評価されているのは、企業の目的が利潤の追求だとしても根底には道徳が必要だとして、経済と道徳を一致させる重要性を説いたからです。
今回の作品では、渋沢の女性好きにも少しだけ触れています。どうぞお聴きください。