「プレイステーション 5」と「Xbox Series X」、発売から1年後に改めて比べて見えてきた“違い”

なかでも優れているのはXbox Game Pass Ultimateだろう。オンラインのマルチプレイヤーゲームを利用できるほか、新作を含む100以上のタイトルが揃う充実したラインナップからゲームを選び、XboxやPCにダウンロードして楽しめる。PCの場合もゲーミングノートPCやデスクトップPCにXboxアプリをインストールしておけば、これらのゲームの多くはダウンロード可能だ。

PlayStation Plusは毎月2作品ほどを「無料」でダウンロードできる仕組みで、オンラインプレイには必須になる。もうひとつのPlayStation NowはXbox Game Passに近いが、こちらはPS4、PS3、PS2といった旧世代のマシンのゲームを揃えている。数百タイトルを超えるPS用ゲームの壮大なラインナップをオンラインで楽しめる。

これらのサブスクリプションのプランは、どれも非常にわかりにくい。なぜこんなことになっているのか、いまのところ誰にもわからない。

結局どちらが“勝者”なのか?

それでは、勝者はどちらなのか。答えは「どちらでもない」だろう。どんなに優れた家庭用ゲーム機でも、入手できなければ意味がないからだ。

実際のところプレイステーション5のほうが家庭用ゲーム機としては上であり、販売台数も多い。すでにもっている人やこれから手に入れる人は多いだろうが、だからといって「勝者」とは呼べないだろう。

確かにDualSenseは素晴らしいが、家庭用ゲーム機としての中身はほとんど同じであり、それはスペックからも明らかである。自動車に例えると、ソニーとマイクロソフトが同じホンダ「シビック」を買ってきて、ソニーは見た目がクールなハンドルに変えた、といった具合だろうか。

確かに洗練されてはいるが、実際のところそこまで優れていると言えるのだろうか。PS5もXboxも、どちらもあえて“中くらい”を狙ったのだろうか。

会員限定記事会員サービス詳細