遺族批判「内容は不十分」 山口いじめ自殺、高専が回答書

山口県の大島商船高等専門学校で平成28年に男子学生=当時(15)=が自殺し、再調査委員会がクラスメートのいじめが原因と認定した問題で、今年9月に卒業した加害者への指導状況などを明らかにするよう求めた学生の母親に対し、高専が12日、回答書を手渡した。古荘雅生校長は、回答内容を記者会見で説明し「加害者と卒業後も連絡を取っており、継続的に指導する」と述べた。母親は「内容は不十分で不誠実」と批判した。

古荘校長は、卒業後の加害者には電話で指導をしてきたが、今後は対面でも実施していくとした。具体的な指導内容は明らかにしなかった。管理責任を問われた教職員についても、処分はしたが公表基準を満たさないとして、詳細を説明しなかった。