産経抄

12月11日

「私の内閣では、人権をはじめとした普遍的価値を守り抜く」。岸田文雄首相は9日、衆院本会議での代表質問で強調した。その後の米政権が主催する初の「民主主義サミット」でも、こう訴えた。「深刻な人権状況にしっかり声を上げていく」。その意気やよし、ではある。

▼折しも10日から北朝鮮人権侵害問題啓発週間が始まった。これに合わせ、岸田内閣の全閣僚は北朝鮮による拉致被害者の救出を願うシンボルである「ブルーリボン」を着用した。抄子も遅ればせながらブルーリボンバッジを買い求め、今月からスーツの胸に着けている。

▼北朝鮮をめぐっては拉致被害者を救う会の西岡力会長が、7日の小紙「正論」欄で注目すべき内部情報を記していた。中枢部が日本から経済支援を得るため、2002年に一度「死亡」と通報してしまった拉致被害者を、どういう言い訳をつけて帰すかの検討を進めているというのである。

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