業師の宇良「報われた年」 幕内復帰、初三賞も獲得

大相撲で業師として人気の平幕宇良が11日、東京都墨田区の木瀬部屋での稽古後に代表取材に応じ、十両優勝や初の三賞となる技能賞獲得などで復活を強く印象付けた1年を振り返り「いいことがいっぱいあったと思う。やってきたことが報われた年でもあった」と充実感をにじませた。

右膝の大けがで一時は序二段まで番付を落とした宇良は、今年を東十両10枚目でスタート。初場所から2場所連続で10勝を挙げると、西2枚目の夏場所で12勝して十両を制し、名古屋場所で21場所ぶりの再入幕を果たした。東前頭7枚目の九州場所で10勝して技能賞に輝き「夢だった。価値のある三賞ももらった」と言葉に実感を込めた。

今年の漢字に「戻」を選んだ29歳の苦労人。久々の上位総当たりが予想される初場所(来年1月9日初日、両国国技館)に向け「どんと挑むしかない」と力を込めた。