コロナ「第6波」に備え 千葉に新たな臨時医療施設開設

臨時医療施設を視察する千葉県の熊谷俊人知事(右)と千葉銀行の佐久間英利会長(中央)、米本努頭取=10日、千葉市稲毛区(県提供)
臨時医療施設を視察する千葉県の熊谷俊人知事(右)と千葉銀行の佐久間英利会長(中央)、米本努頭取=10日、千葉市稲毛区(県提供)

新型コロナウイルスの流行「第6波」に備えて千葉県が「ちばぎん研修センター」(千葉市稲毛区)に設けた臨時医療施設が完成し、10日、熊谷俊人知事が視察した。同施設は主に無症状や軽症の患者向けで110床のベッドを備え、感染状況や病床稼働率などをふまえて運用開始を判断する。

県によると、同施設では酸素吸入や抗体カクテル療法などの投薬治療が可能。110床のうち64床で酸素吸入が、64床のうち35床で投薬治療ができ、状況によっては中等症患者の入院先が決まるまでの待機ステーションとしても用いる。酸素吸入を想定していない46床は経過観察用となる。

県は同施設の運用について「重症化リスクがある患者に早めの投薬治療を行うことで、病床の逼迫(ひっぱく)を防ぎたい」と話す。

このほか今月下旬には、同センターの駐車場に、50床を備えた仮設の宿泊療養施設も開設される。

視察には、開設に協力した千葉銀行の佐久間英利会長らも同行。熊谷知事は記者団に対し、「県民の皆さまに安心していただける施設が出来上がった」と話した。

県が設置した臨時医療施設は、66床を備えた県がんセンター旧病棟(千葉市中央区)に次いで2例目。