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地方政治ルポ

静岡知事選半年 舌禍に落ち込む川勝氏、町長目指す岩井氏

御殿場市をめぐる失言を謝罪し撤回した川勝平太静岡県知事(右)と、東伊豆町長選出馬を表明した元自民党参院議員の岩井茂樹氏(いずれも岡田浩明撮影)
御殿場市をめぐる失言を謝罪し撤回した川勝平太静岡県知事(右)と、東伊豆町長選出馬を表明した元自民党参院議員の岩井茂樹氏(いずれも岡田浩明撮影)

知事選、参院静岡選挙区補欠選挙、衆院選…と続いた今年の静岡県内。その選挙イヤーの皮切りとなった6月の知事選から、まもなく半年を迎える。4選を果たしたものの、自身の相次ぐ舌禍で集中砲火を浴びている川勝平太知事に対し、大敗した元自民党参院議員の岩井茂樹氏は落選の記憶が残る中、来年3月の東伊豆町長選への出馬を表明。心機一転、新天地に挑む。知事選で明暗を分けた2人の現在地を追った。

大勝も舌禍続き辞職勧告…川勝氏、「生まれ変わる」誓いにも異論噴出

10月の参院補選での応援演説中に飛び出した、御殿場市を「コシヒカリしかない」と揶揄(やゆ)したような発言など、自身の舌禍で守勢に立たされている川勝氏は、今月9日の県議会一般質問で改めて反省を口にした。

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