新生銀へのTOB終了 SBI、結果は11日公表

新生銀行の本店が入るビル=9月、東京都中央区
新生銀行の本店が入るビル=9月、東京都中央区

SBIホールディングスによる新生銀行のTOB(株式公開買い付け)が10日、終了した。SBIはTOBで保有比率を現在の約20%から最大48%まで引き上げ、連結子会社化を目指す。SBIは買い付ける株数に下限を設けていないため、成立は確実。結果を11日に公表する予定で、保有比率をどこまで高められるかが焦点だ。

TOBでは新生銀株を1株2千円で買い増す。SBIは48%に満たなかった場合、市場で買い増すとしている。SBIはTOB終了後も経営への影響力を強めていく方針で、過半数の株式取得を視野に年内にも子会社が銀行持ち株会社としての認可を申請する。

新生銀には前身の旧日本長期信用銀行に注入された公的資金が約3500億円残っており、SBIが新生銀をグループに加えた後、完済への道筋を明確にできるかどうかも注目されている。