ミャンマーで「沈黙スト」 世界人権デーに合わせ

10日、「沈黙のスト」が行われ、臨時休業したミャンマー最大都市ヤンゴンの店舗(共同)
10日、「沈黙のスト」が行われ、臨時休業したミャンマー最大都市ヤンゴンの店舗(共同)

国軍がクーデターで全権を握ったミャンマーで10日、民主派への激しい弾圧を続ける国軍に抗議の意志を示すため、市民による「沈黙のスト」が各地で行われた。市民らは出勤や外出をやめ、街中は閑散とした。

民主派が国軍に対抗してつくった挙国一致政府(NUG)などが「世界人権デー」に合わせて呼び掛け、会員制交流サイト(SNS)上で広まった。最大都市ヤンゴンでは、大半の飲食店や小売店が臨時休業し、人出はまばらだった。地元メディアによると、休業した店舗に国軍兵士が押し入り、商品を持ち帰る様子も目撃された。

10日、「沈黙のスト」が行われ、人通りが減ったミャンマー最大都市ヤンゴンの中心部(共同)
10日、「沈黙のスト」が行われ、人通りが減ったミャンマー最大都市ヤンゴンの中心部(共同)

ミャンマーの人権団体「政治犯支援協会」によると、2月のクーデター後、国軍の弾圧で1323人が死亡した。(共同)