兵庫放火・逮捕の伯父を鑑定留置 来年4月まで

送検のため兵庫県警加古川署を出る松尾留与容疑者=11月26日
送検のため兵庫県警加古川署を出る松尾留与容疑者=11月26日

兵庫県稲美町で民家が全焼し、焼け跡から住人の小学生兄弟の遺体が見つかった放火殺人事件で、神戸地検姫路支部は10日、殺人と現住建造物等放火の疑いで逮捕された兄弟の伯父で無職、松尾留与(とめよ)容疑者(51)について、犯行時の精神状態を調べるため鑑定留置を請求し、9日付で認められたと発表した。期間は10日から来年4月18日まで。

松尾容疑者は11月19日午後11時35分ごろ~40分ごろ、当時の自宅に放火して全焼させ、小学6年の松尾侑城(ゆうき)君(12)と同1年の真輝(まさき)君(7)兄弟を殺害したとして、同24日に殺人と現住建造物等放火の疑いで逮捕された。

松尾容疑者は事件後に行方が分からなくなっていたが、同日に大阪市の扇町公園で発見された。捜査関係者によると、容疑を認め「(兄弟の両親である)妹夫婦に不満があった。子供に憎しみはなかったが、妹夫婦の大切な子供を傷つけてやろうと思った」などと供述。ガソリンを使って放火したとも説明しているという。