衆院選で職員に投票依頼、千葉・多古町長が辞職へ

所一重多古町長=10月、千葉県銚子市(長橋和之撮影)
所一重多古町長=10月、千葉県銚子市(長橋和之撮影)

10月の衆院選で町長としての地位を利用、職員に特定候補への投票を依頼したとして、公選法違反(公務員の地位利用など)の罪で罰金30万円の略式命令を受けた千葉県多古町の所一重町長(56)が10日、町役場で記者会見し「深く反省している。誠に申し訳ない」と謝罪し、近日中に辞職する意向を明らかにした。

所氏は「愛する多古の発展を思い、台風被害で町民を救ってもらった恩返し」で自民党の林幹雄氏を応援したと説明。違法性は認識していなかったが、取り調べで罪の重大性を自覚させられたとし「多古の投票率を上げたいという思いも重なり、安易に行動してしまった」と述べた。

起訴状によると、投開票日の10月31日朝、千葉10区から立候補した特定の候補者への投票を依頼する内容のメッセージをLINE(ライン)のグループに投稿し、職員18人に閲覧させたとしている。