山口組抗争「警戒区域」から倉敷市を除外へ

日本最大の指定暴力団「山口組」を率いる篠田健市(通称・司忍)組長
日本最大の指定暴力団「山口組」を率いる篠田健市(通称・司忍)組長

岡山県公安委員会は10日、同県倉敷市を特定抗争指定暴力団の山口組と神戸山口組の活動を厳しく規制する「警戒区域」から外す方針を決めたと明らかにした。17日の官報で公示する予定。

10月、両組織の特定抗争指定後に全国で初めて岡山市が警戒区域から外れた。岡山県内では残る津山市が引き続き警戒区域に指定される。

県警によると、倉敷市内にあった神戸山口組系「熊本組」の本部事務所が撤去され、同組の解散を認定したことなどを踏まえて判断した。

会員限定記事会員サービス詳細