安倍氏「あきらめない意思重要」 拉致問題で講演

救う会などが開いた拉致問題セミナーで講演する安倍晋三元首相。横田早紀江さんや横田哲也さんらを前に話をした=10日午後、東京都千代田区(飯田英男撮影)
救う会などが開いた拉致問題セミナーで講演する安倍晋三元首相。横田早紀江さんや横田哲也さんらを前に話をした=10日午後、東京都千代田区(飯田英男撮影)

安倍晋三元首相は10日、国会内で開かれた北朝鮮による日本人拉致問題についてのセミナーで講演し、「国民が一体となって『拉致被害者を返せ』と強く要求し続けることが最も大事なことだ」と強調した。

安倍氏は「事件から長い時間が経過する中で問題が風化し、日本人がだんだん興味を失っていくことを彼ら(北朝鮮)は待っている」と指摘。「日本は絶対に(拉致被害者全員の帰国を)あきらめないという意思を明確に示すことが大変重要だ」と語った。

また、岸田文雄首相について「安倍政権で4年以上外相を務め、問題の重要性も理解している」と説明。「しっかりと後を引き継いで全力を尽くしてくれると確信している」と述べた。