「原発事故で堆肥にできず」牧場に牛のふん尿不法投棄、容疑で男性書類送検

自身が経営する牧場に牛のふん尿を不法に投棄したとして、宮城県警は10日、廃棄物処理法違反容疑で、同県利府町の畜産業の男性(76)を書類送検した。容疑を認め、東京電力福島第1原発事故の影響で、ふん尿と敷き込んで堆肥にするためのわらが放射性物質で汚染され、ふん尿の処理に困り、そのまま捨てるようになったなどと説明しているという。

書類送検容疑は、平成29年7月~今年6月末、牧場内に産業廃棄物である牛のふん尿約86トンを投棄したとしている。

県警によると、牛のふん尿は本来、わらと敷き込むなどして堆肥にするか、産業廃棄物として業者に委託して処分する必要があるという。3月、匿名の情報提供があり発覚した。