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走行中の新幹線で訓練 不審者、不審物に対応

走行する新幹線を使った不審物への対応訓練で、JR広島駅に到着した車両に乗り込む防護服姿の機動隊員=9日午前
走行する新幹線を使った不審物への対応訓練で、JR広島駅に到着した車両に乗り込む防護服姿の機動隊員=9日午前

JR西日本と広島県警は9日、初めて走行中の新幹線を使い、不審者や不審物に対応する訓練を実施した。博多―広島間で約50人が参加。東京の京王線特急での乗客刺傷事件など列車内での事件を念頭にした。

福岡市の博多駅を出発するのぞみで一般乗客を乗せずに実施し、新岩国駅(山口県)到着までは、刃物を持った不審者への対応を訓練。車内を警戒中の警察官が盾を使って不審者役を取り押さえた。車掌は乗客に座席のシートを取り外して身を守るよう呼び掛け、避難を誘導した。

走行中の新幹線車内で実施された、刃物を持った不審者への対応訓練=9日午前
走行中の新幹線車内で実施された、刃物を持った不審者への対応訓練=9日午前

新岩国―広島間では、車掌が車両連結部のデッキに放置された液体入りの容器を発見し、警察と消防が処理と避難誘導に当たった。広島県警鉄道警察隊の藤谷龍也副隊長は「走行中の新幹線というまれなケースで訓練ができた。JRと密接な関係を築き、乗客の安全安心を確保していきたい」と話した。

走行中の新幹線車内で実施された訓練で、不審者役(手前)を取り押さえる警察官ら=9日午前
走行中の新幹線車内で実施された訓練で、不審者役(手前)を取り押さえる警察官ら=9日午前
走行する新幹線を使った不審物への対応訓練で、防護服を着て作業する機動隊員=9日午前、JR広島駅
走行する新幹線を使った不審物への対応訓練で、防護服を着て作業する機動隊員=9日午前、JR広島駅

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