デジタル商品券で805万円分を上乗せミス 大阪・豊中市

大阪府豊中市は9日、新型コロナウイルスワクチンを接種していない市民に対して、デジタル商品券のプレミアムポイントを誤って上乗せしていたと発表した。対象者は2934人、計約805万円相当に上り、市は関係者全員に謝罪するとともに、誤って付与したポイントを取り消した。

プレミアム付き商品券「マチカネくんチケット」は1口4500円で販売しており、6千円分のデジタル商品券が利用できる。1人につき最大2口まで購入でき、ワクチン接種者に対してはさらに千円分(2口で2千円分)の上乗せがある。市によると、商品券の購入者から「ワクチンを接種していないのに(上乗せの)プレミアムポイントがついている」との通報があったことから判明した。

市産業振興課が調査したところ、委託事業者がワクチン接種の有無や口数などの情報を判別する設定を行わずに、データを登録していたことが分かった。同課は「家族で申し込んでいるケースもあり、誤付与(の金額など)が大きくなってしまった」と話している。

デジタル商品券をめぐっては市が今月2日、当選通知の際、別の申込希望者の個人情報が記載されたメールを誤って送信するミスがあったと発表し謝罪したばかり。市によると、今回と同じ事業者のミスが原因だったという。