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皇后さま58歳 コロナ禍「安心して暮らせる日を」

天皇陛下と写真撮影に臨まれる皇后さま=5日、皇居・御所(宮内庁提供)
天皇陛下と写真撮影に臨まれる皇后さま=5日、皇居・御所(宮内庁提供)

皇后さまは9日、58歳の誕生日を迎え、宮内庁を通じて文書で感想を公表された。この中で皇后さまは、昨年から続く新型コロナウイルス禍について「心を寄せ合ってこの困難な状況を乗り越え、全ての人が安心して暮らせる日が一日も早く訪れることを心から願っております」との思いをつづられた。

皇后さまはこの1年、コロナ禍に配慮して外出を控える一方、昨年末から取り入れたオンラインによる地方訪問を12回にわたって行い、国民との交流を図られてきた。文書では、発生から10年を迎えた東日本大震災の被災地について「今後とも、陛下と御一緒に被災地の方々に心を寄せていきたい」とご記述。また、コロナ禍での自殺者の増加に触れ「孤独を感じやすい今だからこその問題」とした上で「お互いを気遣い、支え合っていける社会」となることを願われた。

宮内庁は9日、平成15年から療養が続く皇后さまのご体調について、昨年に続き「快復の途上」とする医師団の見解を公表。9月に旧赤坂御所から皇居に移られて「環境が一変した」とし、今後も周囲の「理解と支援」を受けながら治療を続けられることが大切と説明した。

■皇后さま58歳誕生日ご感想全文 お互い気遣い、支え合える社会に