米下院がIOC非難決議 中国の彭帥選手めぐり

テニス選手の彭帥さん=2017年10月、北京(共同)
テニス選手の彭帥さん=2017年10月、北京(共同)

【ワシントン=塩原永久】米下院は8日、安否が懸念される中国の女子テニス選手、彭帥(ほう・すい)さんへの国際オリンピック委員会(IOC)の対応が、人権配慮の義務を怠っていると非難する決議を全会一致で可決した。

中国の元副首相に性的関係を強要されたと告白してから連絡が途絶えた彭さんについて、IOCのバッハ会長は彭さんとビデオ通話で会話し、詳細を伏せたまま無事を確認したと発表した。下院の決議は、IOCが中国政府と連携して問題を隠蔽する立場に回ったとし、説明責任の追及や選手の保護に関する「組織としての能力と意志に疑問を生じさせた」と問題視した。