ワインを京焼の碗で 京の老舗、瓢亭でイベント開催

瓢亭で行われたペアリング会に登場した「瓢亭玉子」といった懐石料理。参加者は真葛焼の碗とワイングラスで高級ワインを飲み比べた
瓢亭で行われたペアリング会に登場した「瓢亭玉子」といった懐石料理。参加者は真葛焼の碗とワイングラスで高級ワインを飲み比べた

ニュージーランドでワイナリーを運営する「ワイマラマジャパン」(本社・東京都)と、京焼の窯元(かまもと)「真葛焼(まくずやき)」(京都市)が、ニュージーランドの高級ワインを日本ならではの和の器とワイングラスで飲み比べながら茶懐石を楽しむユニークなペアリング会を、日本料理の老舗で知られる瓢亭の京都本店(同市)で開催した。

ワイマラマジャパンは、ニュージーランド北島のホークス・ベイで日本人がオーナーの「シャトー・ワイマラマ」を平成10年から運営。海外でも高く評価されるワインを輩出している。

真葛焼は江戸時代から約330年続く同市・東山の窯元。昨年2月、パリ日本文化会館で茶懐石の催事を開催するなど、海外展開にも力を入れている。

そんな両者が、ワインと京焼の新たな魅力を多くの人に知ってもらおうと開催した。瓢亭を選んだのは「創業約450年という歴史を誇り、日本料理の源流である茶懐石の名料亭で知られている。異文化の融合という今回の企画の主旨に最も合致するから」(主催側)だという。

参加者たちは、同シャトーを代表する「ミナギワ リザーブ セレクション2016」や「SSS 2009」といった高級ワインを、ワイングラスと真葛焼の碗「三昧椀(さんまいわん)」で飲み比べながら、一子相伝といわれる「瓢亭玉子」といった瓢亭の懐石料理の数々をたん能した。両者は、この企画をシンガポールといった海外の富裕層に向けて展開する考えだ。