来月20日に準備宿泊開始 全町避難の福島・双葉

政府の原子力災害現地対策本部は9日、東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県双葉町の帰還困難区域のうち、来年6月以降の避難指示解除を目指す特定復興再生拠点区域(復興拠点)などで、住民帰還に向けた「準備宿泊」を来年1月20日に始めると発表した。事故直後の避難開始以降、住民が自宅で寝泊まりできるのは初めて。

準備宿泊の対象は復興拠点と沿岸部の避難指示解除済みのエリアで、町面積の15%に当たる。今月1日時点で1457世帯3627人が住民票を置くが、準備宿泊を希望するのは数十世帯にとどまる見通し。

原発事故で避難指示が出た11市町村で唯一、双葉町には住民が1人も帰還できていない。