中国の不動産業界でよく使われる言葉の一つに「百強房企」というのがある。
中国語では不動産は「房地産」と表記され「百強房企」とは「最も強い不動産開発企業の百社」、ということである。「百強房企」には当然、中国大手の不動産開発企業のほとんどが入っているが、今月2日、中国国内の経済紙が一斉に「百強房企」に関する衝撃のニュースを掲載した。
全国の不動産情報の収集・分析を主な業務とする民間研究機関「克而瑞研究中心」の発表によると、今年11月、上述の「百強房企」の売上高総額は約7500億元(約13兆4000億円)で、それは10月の売上高よりも3・4%減、前年同期比では何と37・6%減となった。