「日英同盟の歴史に学べ」井上和彦氏 愛媛「正論」懇話会

愛媛「正論」懇話会で講演する井上和彦=9日、松山市
愛媛「正論」懇話会で講演する井上和彦=9日、松山市

愛媛「正論」懇話会の第61回講演会が9日、松山市のANAクラウンプラザホテル松山で開かれ、ジャーナリストの井上和彦氏が「封印された日本近現代史の真実」と題して講演した。

井上氏は歴史に埋もれた事実として、日英同盟下の第一次世界大戦中、佐藤皐蔵少将率いる日本海軍の第二特務艦隊が、地中海を航行する多くの輸送船などの護衛を担ったことを紹介。日本海軍が連合軍の勝利に貢献したと説明した。

その上で、日本が提唱する「開かれたインド太平洋」構想を基礎に、自由主義陣営が多国間で構築する安全保障の枠組みが重要性を増していると指摘。安倍晋三元首相が日英の防衛協力関係を再び強化した事実や、英国が太平洋の安全保障を重視するようになった現状を挙げ、「日本は今こそ日英同盟の歴史に学ぶべきだ」と訴えた。

講演会は、新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で開催した。