「だめなら言って」10万円一括給付で大阪市長が苦言

18歳以下への10万円相当給付をめぐり、政府方針に苦言を呈した大阪市の松井一郎市長=8日午後、市役所
18歳以下への10万円相当給付をめぐり、政府方針に苦言を呈した大阪市の松井一郎市長=8日午後、市役所

大阪市の松井一郎市長は8日、新型コロナウイルスの経済対策で18歳以下の子供へ配る計10万円相当の現金とクーポンをめぐり、全額現金で一括給付するとした自身の意向について「だめならあきらめる。だめならだめと言ってもらわないと準備できない」と述べ、政府の対応に不快感を示した。市役所で記者団に語った。

松野博一官房長官は8日午前の記者会見で、松井氏の意向に関し「それぞれ別の給付措置であり、同時支給は想定していない。まずはクーポン給付を基本として検討してもらいたい」と述べた。政府はクーポンについて、自治体の実情に応じて現金での給付も可能としている。

松野氏の発言を受け、松井氏は「基本ってどういうことなの。認めないのならはっきりと言ってもらいたい」と苦言を呈した。現金での一括給付が効率的で、市民ニーズにかなうと改めて強調した。

松井氏は7日、国からの財源措置があれば、現金で一括給付すると表明していた。