日本の大学「システム改革必要」 京都大総長が講演

関西プレスクラブで講演する京都大学の湊長博総長=8日午後、大阪市北区 (安元雄太撮影)
関西プレスクラブで講演する京都大学の湊長博総長=8日午後、大阪市北区 (安元雄太撮影)

京都大の湊長博総長は8日、大阪市で開かれた関西プレスクラブの会合で、日本の大学の現状と課題をテーマに講演した。研究を続けても将来につながらないと捉える学生が多いと訴え「新しいものを生み出し、優秀な学生を育てるためのシステム改革が必要だ」と述べた。

それぞれの学生が取り組んでいる研究を就職や進学に生かす仕組みが不十分だと指摘。欧米の大学では教員の4割が女性だが、日本は2割ほどにとどまるとのデータを示し「多様性のある人材を確保する必要がある」とも強調した。

また、大学は生涯にわたって学びを提供する場でもあるとし、大学ごとの特徴を生かした取り組みを求めた。