ヤクルトの山田哲人内野手が8日、東京都内の球団事務所で契約交渉し、7年契約の2年目となる来季は現状維持の年俸5億円プラス出来高払いでサインした。チームの20年ぶりの日本一に主将として貢献し、東京五輪でも金メダルを獲得。「一年で世界一と日本一を経験できた。本当にうれしい」と振り返った。
打率2割7分2厘、34本塁打、101打点をマーク。それでも「期待されている数字ではない。トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)は毎年の目標。またこだわっていきたい」と4度目の達成に意欲を燃やした。
二塁手としては菊池涼(広島)と同じ5失策と奮闘しながらゴールデングラブ賞は獲得できなかった。「菊池さんという高い壁がある。頑張って越えたい」と新たな目標も掲げた。
西浦直亨内野手は300万円減の3300万円で更改した。(金額は推定)