対韓制裁の具体策検討 自民WTが初会合

島根県・竹島(聯合=共同)
島根県・竹島(聯合=共同)

自民党の外交部会は8日、韓国の警察庁長官による竹島(島根県隠岐の島町)への不法上陸などを受け、対韓制裁の方策を検討する「対韓国政策検討ワーキングチーム(WT)」の初会合を党本部で開いた。今後、各省庁や有識者へのヒアリングなどを経て、来夏をめどに具体策を取りまとめる。

部会長の佐藤正久元外務副大臣がWT座長に就いた。佐藤氏は記者団に「今の法律の範囲でできる分野が多くある。法改正も必要であれば盛り込みたい」と語り、金融や貿易など幅広い分野で制裁の方策を検討する考えを示した。

会員限定記事会員サービス詳細