部下に交通違反見逃し指示 警視を書類送検

山梨県警本部=甲府市丸の内(渡辺浩撮影)
山梨県警本部=甲府市丸の内(渡辺浩撮影)

山梨県警は8日、自らの交通違反を見逃すよう部下に指示したとして、犯人隠避教唆の疑いで、県警本部交通部の50代男性警視を書類送検した。停職1カ月の停職処分も発表。警視は依願退職した。

書類送検容疑は、9月27日午前11時ごろ、同県甲州市の国道で法定速度を超過して公用車を運転し、反則切符の処理を免れるため、同乗していた部下に交通取り締まりをしていたように装うよう指示したとしている。

県警によると、全国交通安全運動期間中だった。警察署員に停止を求められたが、交通取り締まり中だったとみせかける目的で、部下に赤色ランプをつけるよう指示し、そのまま立ち去った。県警の大泉雅昭警務部長は「信用を著しく失墜させるもので極めて遺憾。深くおわび申し上げる」とするコメントを発表した。