6波に備え、京都府が保健所研修

ビデオ研修を受ける府職員=京都府庁
ビデオ研修を受ける府職員=京都府庁

京都府は8日、新型コロナウイルス感染拡大の兆候がみられた際、保健所に派遣する職員を対象に動画による事前研修を始めた。京都市も応援派遣の計画を進めており、府、市とも感染「第6波」に備える。

新型コロナは、結核などの2類感染症相当の厳しい対応が求められており、入院や自宅療養といった医療内容は、保健所による聞き取り調査や疫学調査を経て決まる。保健所はこのほか、自宅・宿泊療養者の健康観察、濃厚接触者の検査対応も担っており、感染急拡大で業務が圧迫された場合、医療業務が滞る恐れがある。このため府、市は職員派遣で支援する計画だ。

府の派遣職員は450人で、主に事務的な業務を想定。研修を受けた職員総務課の豊嶋信年さん(32)は「普段とは違う仕事だが、感染者に安心して治療に専念してもらえるよう努力したい」と話した。

京都市は第6波に向け、434人を動員できる体制を予定。職員の業務の割り当てをあらかじめ定めるほか、事前研修を進めてスムーズに応援に移行できるようにする。