産経抄

12月7日

「日本国語大辞典第二版」で「民主」を引くと、①人民の支配者。君主とある。中国の古典では一貫して「民の主」という意味で使われてきたからだ。②でようやく、一国の主権が人民にあること。また、その政治や制度、となじみのある解釈が示される。

▼このように「デモクラシー」の訳語として初めて用いたのが、明治の啓蒙(けいもう)思想家、西周(にし・あまね)だった。中国でも19世紀末になって現在の意味で使われるようになるが、習近平国家主席は「民の主」をめざしているとしか思えない。

▼米国のバイデン大統領は今月9日と10日、「民主主義サミット」をオンライン形式で開催する。参加するのは日本や英国、台湾など約110の国と地域である。共産党の一党支配である中国は当然、招待されていない。

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