パナ工場の過労自殺 遺族「仕事背負いすぎ…二度とないように」

大阪府門真市のパナソニック本社
大阪府門真市のパナソニック本社

富山県砺波(となみ)市にあるパナソニックの工場に勤め、長時間労働のため鬱病を発症、令和元年に自殺した男性=当時(43)=の遺族に、同社が謝罪し解決金を支払う内容で和解したことを受け、男性の妻(41)らが7日、富山市で記者会見し「主人は真面目で責任感があり、仕事を背負いすぎてしまった。二度と同じことがないよう願っている」と述べ、再発防止徹底を訴えた。

同席した遺族側代理人の松丸正弁護士(大阪弁護士会)は、「労働基準監督署が認定しなかった持ち帰り残業を、会社が認めたことを評価する」とした上で「自宅業務を適正に把握できるよう、労務管理の見直しが必要だ」と指摘した。

妻は、男性が午前4時まで作業していたこともあったと明かし、「主人はもう戻ってこないが、時間外の頑張りや苦労が認められ、ほっとした」と話した。

パナソニック、持ち帰り残業を謝罪 自殺社員遺族と和解


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