日米開戦80年控え結束 陸自と海兵隊が訓練

米海兵隊員とともに、米軍輸送機から降ろされる高機動ロケット砲システム「ハイマース」=7日午後、青森県八戸市の海上自衛隊八戸航空基地
米海兵隊員とともに、米軍輸送機から降ろされる高機動ロケット砲システム「ハイマース」=7日午後、青森県八戸市の海上自衛隊八戸航空基地

陸上自衛隊は7日、米海兵隊との共同訓練「レゾリュート・ドラゴン21」を報道陣に公開した。陸自と海兵隊の訓練としては約4000人の最大規模で、陸自が海兵隊の新たな作戦構想「遠征前方基地作戦(EABO)」との連携強化を目的とするのは初めて。日本が対米開戦に踏み切った真珠湾攻撃から80年の節目を翌日に控え、両国の結束を改めて示した形だ。

訓練では海兵隊が最新鋭の高機動ロケット砲システム(HIMARS)を載せたC130J輸送機が、米軍嘉手納基地(沖縄県)から海自八戸基地(青森県)に到着し、陸自の88式地対艦誘導弾と合流した。米海兵隊が日本国内でHIMARSの長距離空輸を行うのは初めてとなる。

EABOはミサイルなどを装備した小規模部隊が分散展開し、中国などのミサイル網に対抗する構想だ。訓練では敵の艦艇に、陸自と海兵隊が連携して攻撃を加えることを想定する。