「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」が一斉参拝

集団で参拝に向かう「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーら=7日午前、東京・九段北
集団で参拝に向かう「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーら=7日午前、東京・九段北

超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(尾辻秀久会長)の一行が7日午前、東京・九段北の靖国神社を一斉参拝した。一斉参拝は令和元年の秋季例大祭以来、約2年2カ月ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大や衆院選などで見送っていた。

議連によると、参拝したのは衆院議員68人、参院議員31人の計99人。参拝後、取材に応じた尾辻会長は「国難に殉じていかれたご英霊に、コロナという国難に見舞われております日本をしっかりと守ってくださいとお願いをしながらご参拝をさせていただいた」と述べた。

岸田文雄首相が就任後、靖国参拝が果たされていないことについて尾辻氏は「参拝されたいというお気持ちはお持ちだと思っている。早い機会にご参拝いただければ」と要望した。

議連は原則4月の春季例大祭と10月の秋季例大祭、8月の終戦の日に合わせて一斉参拝している。ただ、コロナ禍に伴い昨年の春季例大祭から中断。感染状況が改善した今年10月の秋季例大祭は衆院解散直後に当たったため、延期していた。

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