飲酒運転で同乗者4人死傷、元学生に懲役9年判決 青森地裁

青森県六戸町の国道で飲酒運転をし同乗していた4人を死傷させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などの罪に問われた元北里大生、前泊龍実被告(22)の裁判員裁判で、青森地裁(寺尾亮裁判長)は6日、求刑通り懲役9年の判決を言い渡した。

寺尾裁判長は判決理由で「運転の態様は極めて危険性が高く悪質」と指摘。弁護側は一時は徐行運転ができ危険運転致死傷罪は成立しないと主張したが、地裁は蛇行運転など異常な走行を認定し退けた。

判決などによると、大学のサークル仲間らとの飲み会に参加した後の昨年6月21日午前5時15分ごろ、六戸町の国道45号で軽乗用車を時速94~101キロで走らせ、対向車線にはみ出し街路灯に衝突。同乗していた菅野朱里さん=当時(21)=を死亡させ、他の3人にも骨折などのけがを負わせた。

5人は当時、北里大の3、4年生だった。