自民、参院埼玉で2人目擁立へ 改選数増で主戦論

自民党埼玉県連は、来年夏の参院選埼玉選挙区(改選数4)で、改選を迎える現職1人に加えて新たに1人を擁立する方針を決め、6日、立候補予定者を公募すると発表した。20日に応募を締め切り、書類審査と面接で絞り込んだ後、党本部に公認を申請する。

埼玉選挙区で与党は、自民党の関口昌一氏(68)、公明党の西田実仁氏(59)の両参院議員会長が改選を迎える。与党で3議席の奪取を目指す「攻め」の姿勢で臨めば、票の掘り起こしや組織の引き締めが期待できる一方、共倒れのリスクも高まる。

自民党県連内には2人目の擁立に否定的な意見もあったが、令和元年の参院選から改選数が1増えたことを背景に主戦論に傾いた。県連幹部は「党勢拡大のためにもう1議席の獲得を目指すべきだ」と強調した。

埼玉選挙区の野党系の改選議員は、無所属で前埼玉県知事の上田清司氏(73)だけで、立憲民主党や日本維新の会が公認候補の擁立を目指している。共産党は新人で元衆院議員の梅村早江子氏(57)を立てると決めている。(中村智隆)

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