教皇が難民の島再訪 世界に連帯訴え

5日、ギリシャ・レスボス島を訪れるローマ教皇フランシスコ(左)(バチカン提供・ロイター=共同)
5日、ギリシャ・レスボス島を訪れるローマ教皇フランシスコ(左)(バチカン提供・ロイター=共同)

ローマ教皇フランシスコは5日、アフリカや中東から難民らが押し寄せ、欧州難民危機の最前線となったギリシャ東部レスボス島を再訪した。同島の収容施設で暮らす人々に「あなた方への連帯を表明するため再びここに来た」と語り掛け、この人道危機は世界全体の問題だと訴えた。

5年前の訪問から難民をめぐる状況はほとんど何も変わっていないと指摘。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により「われわれは同じ船に乗っていることに気付かされた」として、全人類の真摯(しんし)な協力が必要だと呼び掛けた。

教皇は4日にギリシャの首都アテネに到着し、サケラロプル大統領らと会談。同国の島々には住民より多い数の難民らが到着しているにもかかわらず「欧州の共同体は自国優先主義に引き裂かれ、ぐずぐずしている」と批判した。(共同)

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