浪速風

変わりゆく七五三

安心安全に七五三参りをしてもらうため、東京都西東京市の田無神社では新型コロナウイルス対策を講じた大型テントで祈禱(きとう)が行われていた
安心安全に七五三参りをしてもらうため、東京都西東京市の田無神社では新型コロナウイルス対策を講じた大型テントで祈禱(きとう)が行われていた

あっちは7歳のお姉ちゃんと5歳の弟だろうか。こっちは3歳の女の子だろう。所用で出かけた神社の境内は、七五三のお参りに訪れた家族連れでにぎわっていた。従来、11月15日前後に行われる行事だが、コロナ禍で昨年に引き続き、9月頃から12月上旬まで分散参拝を呼び掛けているという

▶七五三とひと口にいうが、実はそれぞれに意味がある。3歳は主に女児で、幼児が髪を初めて伸ばす儀式「髪置き」に由来。5歳は男児の「袴着(はかまぎ)」、7歳は女児が大人と同じ幅の帯を締めるようになる「帯解(おびと)き」の儀式からという。すこやかな成長を願うだけでなく、それぞれの成長ぶりを確かめ喜ぶ意味があるようだ

▶かつては数え年齢だったが現在では満年齢で行われることが多く、スタジオで写真撮影をしたりプロのカメラマンを雇ったり。男女にこだわらず7、5、3歳の節目に毎回、祝う親も多いとか。ジェンダーフリーの波は伝統行事にも。