インドネシアで火山噴火 14人死亡、1300人避難

ジャワ島東部の村で5日、火山灰に埋まったトラック(ロイター)
ジャワ島東部の村で5日、火山灰に埋まったトラック(ロイター)

【シンガポール=森浩】インドネシア・ジャワ島東部のスメル山(3676メートル)が噴火し、国家災害対策庁は5日、14人の死亡が確認されたと発表した。火砕流が発生し、多くの家屋が損壊。少なくとも56人がやけどなどのけがを負った。

噴火は現地時間4日午後3時ごろ発生。噴煙は高度約1万2000メートル以上に達し、溶岩は火口付近から約500メートル離れた地点に達した。会員制交流サイト(SNS)にはパニック状態の住民が急いで逃げる様子が相次いで投稿された。

地元メディアによると、少なくとも住民1300人がモスク(イスラム教礼拝所)などに避難しているという。現地付近は大量の火山灰が積もるなどして交通が寸断されており、救助活動は難航している。

インドネシアは環太平洋火山帯に属し、国内に約130の活火山を抱える。2018年12月には噴火が原因で津波が発生し、400人以上が死亡した。スメル山は今年1月にも噴火している。