「大和」沈没当日、攻撃受ける駆逐艦 大分の市民団体が映像公開

戦艦大和が沈没した1945年4月7日に鹿児島県沖の東シナ海で米軍機の攻撃を受ける駆逐艦(豊の国宇佐市塾提供)
戦艦大和が沈没した1945年4月7日に鹿児島県沖の東シナ海で米軍機の攻撃を受ける駆逐艦(豊の国宇佐市塾提供)

太平洋戦争開戦から8日で80年になるのを前に、戦時中の映像や資料を集めている大分県宇佐市の市民団体「豊の国宇佐市塾」が4日、戦艦大和が沈没した1945年4月7日に、護衛する駆逐艦を米軍機が攻撃する様子などを収めた映像計13本を報道陣に公開した。

戦艦大和が沈没した1945年4月7日に鹿児島県沖の東シナ海で米軍機の攻撃を受ける駆逐艦(豊の国宇佐市塾提供)
戦艦大和が沈没した1945年4月7日に鹿児島県沖の東シナ海で米軍機の攻撃を受ける駆逐艦(豊の国宇佐市塾提供)

米国立公文書館で同団体の織田祐輔さん(35)が発見、2013~21年に入手した。他に公開したのは、終戦後に愛媛県の海軍松山飛行場で日本軍機が焼却処分される映像や、茨城県、和歌山県などへの空襲の映像。来年5月に一般公開する。

駆逐艦攻撃の映像は鹿児島県沖の東シナ海で撮影され、米軍機が機銃掃射する様子を収めている。同団体は、大和沈没時の戦況を捉えた当日の動画映像が見つかるのは初めてとみられるとしている。

1945年7月10日、和歌山県沖で機銃掃射を受けた艦船(豊の国宇佐市塾提供)
1945年7月10日、和歌山県沖で機銃掃射を受けた艦船(豊の国宇佐市塾提供)
1945年10月31日、愛媛県の松山飛行場で焼却処分される日本軍機(豊の国宇佐市塾提供)
1945年10月31日、愛媛県の松山飛行場で焼却処分される日本軍機(豊の国宇佐市塾提供)
公開した映像の解説をする市民団体「豊の国宇佐市塾」の織田祐輔さん=4日午後、大分県宇佐市
公開した映像の解説をする市民団体「豊の国宇佐市塾」の織田祐輔さん=4日午後、大分県宇佐市